高見島
石垣を築いて建てられた江戸時代の家並みが残る
多度津港の西北7.4Kmの沖合に浮かぶ高見島へは、フェリーで約25分。島の大半が山のため、急斜面に石垣を築いて建てた家々が隣接して建ち並んでいます。どこか懐かしさを感じる町並みや、島全体に広がる自然に、都会の喧騒を忘れ、穏やかな気持ちになることができます。
佐柳島(さなぎじま)
貴重な風習「両墓制」が残る島
多度津港からフェリーに乗り、高見島経由で1時間ほどでアクセスできる佐柳島(さなぎじま)は、多度津港の西北14.8kmの沖合に浮かぶ島です。幕末には数名の島民が勝海舟の咸臨丸の乗組員になったり、坂本龍馬の海援隊の志士となって活躍しました。島には日本の葬送の風習を知るうえで貴重な「両墓制」という墓制が残っています。また、高登山山頂にある大天狗神社、本殿奥の岩肌に刻まれた大天狗の像を参詣すると、捜し物が見つかると言われています。