豊島(ベネッセアートサイト直島)

「ベネッセアートサイト直島」は瀬戸内海の直島、豊島、犬島を舞台に株式会社ベネッセホールディングス、公益社団法人 福武財団が展開しているアート活動の総称です。
ここでは「豊島美術館」、「豊島横尾館」、「心臓音のアーカイブ」を紹介します。
瀬戸内海を望む豊島唐櫃(からと)の小高い丘にあるアーティスト・内藤礼と建築家・西沢立衛による美術館。休耕田となっていた棚田を地元住民とともに再生させ、その広大な敷地の一角に、水滴のような形をした建物が据えられている。広さ40×60m、最高高さ4.5mの空間に柱が1本もないコンクリート・シェル構造で、天井にある2箇所の開口部から、周囲の風、音、光を内部に直接取り込み、自然と建物が呼応する有機的な空間。内部空間では、一日を通して「泉」が誕生する。その風景は、季節の移り変わりや時間の流れとともに、無限の表情を伝える。
  • 豊島美術館 写真:森川昇

    豊島美術館 写真:森川昇

豊島横尾館豊島の集落にある民家を改修してつくられた、アーティスト・横尾忠則の美術館。既存の建物の配置を活かした「母屋」「倉」「納屋」の3つの空間に平面作品11点を展示しているほか、石庭と池、円塔内で展開するインスタレーション作品が、敷地全体に広がります。生と死を同時に想起させる哲学的な場といえます。
  • 豊島横尾館 写真:山本糾

    豊島横尾館 写真:山本糾

クリスチャン・ボルタンスキーが集めた世界中の人々の心臓音を恒久的に保存し、それらの心臓音を聴くことができる小さな美術館。施設内には「ハートルーム」「レコーディングルーム」「リスニングルーム」の3つの部屋で構成されている。
  • クリスチャン・ボルタンスキー「心臓音のアーカイブ」 写真:久家靖秀

    クリスチャン・ボルタンスキー「心臓音のアーカイブ」 写真:久家靖秀