• 草間彌生「赤かぼちゃ」2006年 直島・宮浦港緑地
    草間彌生「赤かぼちゃ」2006年 直島・宮浦港緑地

直島

古い町並みと現代アートが調和する

アートの島として知られる直島には、高松港からフェリーで約1時間、高速船で約30分ほどです。島内には、フェリーが発着する宮ノ浦、戦国時代の城下町を原形とする本村(ほんむら)、漁港の積浦(つむうら)の3つの集落があり、ハマチやノリの養殖が盛んです。江戸時代から海上交通の要所として栄え、当時を偲ばせる古い町並みと、現代アートが見事に調和しています。

アートの島の玄関
建築界のノーベル賞とも例えられ、建築家にとって最高の栄誉とされるプリツカー賞を2010年に受賞したSANAAの設計による作品です。アートの島・直島の海の玄関、フェリーターミナルとして建てられた透明感のある軽やかな鉄骨造一部鉄筋コンクリート造平屋建で、SANAAデザインによるSANAAチェアーも設置されています。建物横の広場には水玉をモチーフにした草間彌生氏の作品「赤かぼちゃ」があります。
宮浦港に佇む「赤かぼちゃ」
『太陽の「赤い光」を宇宙の果てまで探してきて、それは直島の海の中で赤カボチャに変身してしまった』と草間彌生自身が語った作品。直島の宮浦港にあり、港の風景と一体となった独特の世界があります。
  • 草間彌生「赤かぼちゃ」2006年 直島・宮浦港緑地

    草間彌生「赤かぼちゃ」2006年 直島・宮浦港緑地

宮浦港にある直島諸島28番目の島
2015年3月、宮浦港にオープンした「直島パヴィリオン」。町制施行60周年記念に、大小27の島で構成される直島町の「28番目の島」がコンセプトで、建築家の藤本壮介さんが設計しました。蜃気楼で海面に浮いているように見える「浮き島」を表現しています。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気です。
  • 「直島パヴィリオン」 所有者:直島町 設計:藤本壮介建築設計事務所 写真/福田ジン

    「直島パヴィリオン」 所有者:直島町 設計:藤本壮介建築設計事務所 写真/福田ジン

  • 「直島パヴィリオン」 所有者:直島町 設計:藤本壮介建築設計事務所 写真/福田ジン

    「直島パヴィリオン」 所有者:直島町 設計:藤本壮介建築設計事務所 写真/福田ジン

「風と水と太陽の島 直島」を次の世代へ
直島の文化を次の世代に継承したいと考えた三分一氏によって設計された直島ホール。この施設は、直島の地勢や特性をイメージした外観と「環境のまち・直島」の、太陽光・風・地下水等の自然エネルギーを積極的に活用した建造物でありこれからの建築の有り様を示すものです。
ホール、集会所、庭園で構成され、2棟の異なる檜の大屋根が特徴。ホールは総檜葺きの入母屋形状で、風穴が開いています。ホール内の舞台は四国や瀬戸内に多く見られる農村舞台、特に近世芸能の人形芝居の舞台小屋形式を継承し、香川県指定有形・無形民俗文化財の直島女文楽の練習場としても利用されます。そして集会所の屋根は総檜の寄せ棟形状で、二重の通気屋根とトップライトで構成されています。
直島ホールの利用には申請が必要ですが、外観であればいつでもご覧いただけます。
  • 直島ホール 所有者:直島町 設計:三分一博志建築設計事務所 撮影:小川重雄

    直島ホール 所有者:直島町 設計:三分一博志建築設計事務所 撮影:小川重雄

直島女文楽
江戸時代には、幕府直轄の天領地であった直島は、古くから芸能が盛んな島でした。その一つが「直島女文楽」で、その昔、八十八夜の鯛網の頃、網元が豊漁を祈念して淡路島から文楽一座を招致し、琴弾地の浜で興行したのが始まりといわれています。

一時は下火になりましたが、昭和23年に女性3人の手によって再興され、現在でも町内や県外公演など積極的に活動しています。
  • 直島女文楽

    直島女文楽

COLUMN
香川大学直島地域活性化プロジェクト
直島にはほかにもたくさんのカフェがあります!

香川大学直島地域活性化プロジェクト

和カフェぐぅ

香川大学生による直島活性化プロジェクトとして出店した「和カフェぐぅ」は、地元住民と観光客をつなぐ交流拠点。地元の人々や企業と協力しながら地域の活性化を目指しています。

和カフェぐぅへ

アクセス
高松港からフェリーで約50分、高速船で約25分

【島内での移動】
島内に駐車場が少ないことから、車は高松港付近に駐車して人だけで島に行くのがよい場合もあります。島内は、バスやレンタサイクル、レンタバイク(台数に限りあり)などの移動手段があります。
詳細は、直島町観光協会のホームページをご覧ください。