佐柳島

さなぎじま
 

佐柳と書いてさなぎと読みます。一説によると、足利義満が厳島参詣のおり強風にあい、この島に避難すると風…

佐柳と書いてさなぎと読みます。一説によると、足利義満が厳島参詣のおり強風にあい、この島に避難すると風が和らいだので「早い凪ぎ」だと呼んだのが由来だといわれています。古くは佐那岐・佐名木・佐奈木・真木・早凪などとも書かれていました。黒い小石で覆い、人形(ひとがた)を立てる「埋(う)め墓」と、集落側に石塔を立てる「参り墓」に分けて弔う両墓制を行っており、長崎集落の埋め墓は全国的に珍しく、海岸沿いにあります。幕末には平田富蔵はじめ、数名の島民が勝海舟の咸臨丸の乗組員とな。また、坂本龍馬の海援隊の志士となった佐柳高次は、いろは丸航海長を勤めました。
映画「機関車先生」のロケ地にもなりました。
【みどころ】両墓制、八幡神社

住所 香川県仲多度郡多度津町佐柳
電話番号 0877-33-1116(多度津町政策観光課)
アクセス多度津港から高見島まで約25分。高見島から佐柳島まで約25分。
たどつ汽船(株)0877-32-2528
ウェブサイト 公式サイトを見る

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