「四国遍路」を体験する旅

四国霊場88箇所を徒歩で巡る「歩き遍路」。白装束をまとい遍路道を歩くお遍路さんは、讃岐路の代名詞。世界文化遺産登録を目指す、今話題の「四国遍路」をあなたも体験してみては。
空海が白峯山中に如意宝珠を埋め、閼伽井(あかい)を掘り、堂を建立したと伝えられています。木漏れ日を浴びながら、五色台の山腹を散策する約1時間半の歩き遍路スタートです。
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白峯寺北側には崇徳天皇白峯御陵があります。天皇や皇后、上皇などの墓所である御陵は、一般に京都や奈良など当時の都の近くに造られますが、都から遠く離れた所に造られているのは、下関の安徳天皇陵、淡路島の淳仁天皇陵、そして、ここ白峯御陵の3ヶ所しかありません。

白峯寺と根香寺の間、約5kmのうち2.234kmが平成25年10月17日に史跡として指定を受けました。自然豊かな遍路道沿いには、摩尼輪塔、下乗石のほか、行き先と方向を示す道標や根香寺までの距離を記した丁石が残っており、江戸の頃から遍路が往来していたことをうかがわせます。
空海が花蔵院を創建し、五大明王を祀った伝えられています。後に空海の甥である智証大師・円珍が、山の鎮守である市之瀬明神のお告げを受け、香木で千手観音像を彫り、千手院を創建して安置しました。この霊木の切株が芳香を放ち続けたことから、根香寺と呼ばれることになったと云われています。
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江戸時代のはじめ、この地を荒し回っていた牛鬼は、弓の名手によって退治されました。このとき切り取られた牛鬼の角が根香寺に奉納されているそうです。

雨の少ないさぬきでは、昔から小麦の生産が盛んでした。自家製の小麦を水車小屋に持って行って製粉してもらい、冠婚葬祭やハレの日、農作業の節目など、事あるごとに手打ちうどんが振る舞われていました。今から約300年前の
元禄時代には、すでにうどん屋が出店していた金刀比羅宮の参道で、当時に思いを馳せながら手打ちうどんに挑戦してみては。
凛とした空気の中、早朝5時半から住職の法話と読経に耳を傾け、奥殿に奉られている空海像に手を合わす「お勤め」を体験することができます。

 
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総本山善通寺に併設された宿坊「いろは会館」は、温泉が湧出する大浴場「大師の里湯温泉」を備え、お遍路さん以外の旅行客からも人気の宿です。

いろは会館

 

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