【庭師さんインタビュー】
造園課の庭師・森川さん(もりかわさん)
28年のキャリアを誇る松の剪定のプロフェッショナル!
長年培ってきた確かな技術と豊富な経験を持つ、造園課の熟練庭師さんです。
14人という限られたメンバーでありながら、技術の統一を図りながら剪定することで
松本来の生命力を引き出し、栗林公園全体の景観に調和する仕上がりを大切にしています。
長年培ってきた確かな技術と豊富な経験を持つ、造園課の熟練庭師さんです。
14人という限られたメンバーでありながら、技術の統一を図りながら剪定することで
松本来の生命力を引き出し、栗林公園全体の景観に調和する仕上がりを大切にしています。
Q:栗林公園の景観づくりで、特に大切にしていることは何ですか?
A:松をメインに時期を押さえながら剪定することです。箱松であれば箱の形をイメージする、鶴亀松はライトアップ前までに整える、正月前には掬月亭の松や門松を設置するなど、時期ごとにそれぞれ大切にしたいポイントがあります。
Q:一見"自然に見える景色"を保つために、普段どんな工夫をされていますか?
A:お客様からの目線を大切にしながら剪定を行っています。お客様に綺麗に思ってもらえるように"自然であって自然でない"というのを意識しています。実は、場所によって、手入れする松としない松があります。栗林公園の楽しみ方としては3つあって、①船から景色を楽しむのが舟遊式、②歩いて探索するのが回遊式、③建物の中から景色を見るのが鑑賞式。それぞれの特徴を四季に応じて感じてもらうため工夫を凝らしているのですよ。
Q:栗林公園らしい美しさを守るうえで、難しさを感じるのはどんなときですか?
A:栗林公園には見どころがたくさんあるため、景観の緩急を表現することは意識して管理しています。鶴亀松と根上り五葉松の歴史は250年ほどもあり、単木としての凄みを感じます。例えば、大きな鶴亀松は9月半ばから20日間をかけて一人で手入れをしています。松の美しさや凄さを保つため、「ハサミを入れて助けている=剪定」というイメージ。剪定をしているときは松に向き合い集中していますね。
Q:作業をしていて、来園者の方の反応でうれしいと感じる瞬間はありますか?
A:松の近くを通るお客様から「すごいこの松!」という反応をいただくとやりがいを感じます。
Q:造園課のお仕事の中で、「おもてなし」だと感じる部分はどんなところですか?
A:お客様は一人ひとりそれぞれ楽しむ視点が違うと思っています。歴史が好きな人、四季の草花が見たい人、松の整った美しさを楽しむ人。僕は松の剪定の庭師なので、松を見て綺麗と思ってもらえると僕たちが存在する価値がある、おもてなしに繋がっていると感じます。栗林公園としては、全体の景観がお客様のそれぞれの価値観に合ってそれぞれの楽しみ方で楽しんでもらいたいなと思っています。例えば、春に梅が咲いたら、梅の花を見るだけでなく、その香りを感じてもらいつつ、そこにメジロが飛んできたり、、という風景など、四季を五感で感じることができるのが栗林公園の魅力ですね。
その後、森川さんが実際に松の木と向き合う姿を拝見しました!
いつ見ても綺麗に整っている栗林公園の松。その裏側では、庭師さんたちのきめ細やかな剪定の力によって実現されたものであることを実感しました。
松にはそれぞれ番号がついていて、担当者がカルテをつけているのだとか。
松にリスペクトを込めて、丁寧に剪定される姿はとてもかっこいいですね!
その後、森川さんが実際に松の木と向き合う姿を拝見しました!
いつ見ても綺麗に整っている栗林公園の松。その裏側では、庭師さんたちのきめ細やかな剪定の力によって実現されたものであることを実感しました。
松にはそれぞれ番号がついていて、担当者がカルテをつけているのだとか。
松にリスペクトを込めて、丁寧に剪定される姿はとてもかっこいいですね!