さぬきのてづくり

さぬきのてづくり

  • line
東かがわの手袋
香川には漆器や盆栽など色々な名産品がありますが、実は手袋の一大産地でもあることをご存知でしょうか。

手袋には、防寒・ファッション・スポーツ・防護などと様々な用途のものがあります。
そんな手袋生産の国内生産90%ものシェアを、香川県東かがわ市を中心に68社ほどの手袋関連会社が担っています。

手袋製造の高度な技術が生かされ、皮革を加工して鞄や小物をつくる企業や、ストールや帽子などニット製品を手がける企業が多いのも特徴です。

では、なぜ東かがわ市が手袋の産地となったのでしょうか。
その理由を知ることができる場所が、東かがわ市役所の隣にある「香川のてぶくろ資料館」です。

東かがわ市の手袋の歴史は、明治21年(1888年)。

今の東かがわ市白鳥に副住職として迎えられたある僧侶の恋がきっかけでした。

同じ村の女性と大阪に駆け落ちした僧侶は、生計を立てるためにメリヤス手袋の製造をはじめました。その後、大阪での手袋製造が拡大し、僧侶の故郷であった東かがわに手袋を専門とする工場が発展することになったのです。

二人の想い合う気持ちがなければ、香川が手袋の産地になることはなかったのですね。

香川のてぶくろ資料館では他にも、手袋産業の歴史・手袋の用途の説明・手袋の素材・手袋を作る道具の他、プロスポーツ選手が実際に使用した手袋の展示もあります。

国内のスポーツメーカーの手袋はほぼ東かがわ市を中心とした香川県内で作られおり、丈夫な手袋をつくる繊細かつ高度な技術には、各業界のプロも信頼を寄せるそう。

最近では、海外からのツアーの観光スポットとしても注目されています。


資料館には、手袋のアウトレット店も併設されており、地元企業の手袋や革製品の小物・鞄などがお買得価格で販売されています。
一点ものも多数ありますので、ぜひお気に入りを探してみてください。

てぶくろ資料館で歴史を学んだら、革の端材を使ったコサージュづくりを体験してみませんか。



資料館から車で10分ほどのところにある讃州井筒屋敷では、コサージュやキーホルダーを作るワークショップが行えます。色々な色の革のパーツを重ねて花の形を作り上げます。
こちらでも、歴史ある手袋の製作に使われてきた道具を見て、感じることができます。

讃州井筒屋敷の斜め向かいには、手袋工場として使われていた建物を改装した「東かがわ手袋ギャラリー」があります。

館内には手袋づくりに使っていたレトロな古道具やミシンが並ぶ“昭和の手袋工場”を再現しています。

 

 

こちらでは手袋の販売をはじめ、手袋を使ったアート作品の展示もしており、記念撮影にもぴったりなスポットです。ぜひ立ち寄ってみてください。

-----------
香川のてぶくろ資料館/手袋のアウトレット店
営業時間 10:00-17:00(入館受付16:30まで・資料館)/10:00-18:00(アウトレット店)
定休日  11月23日・年末年始
住所   香川県東かがわ市湊1810-1(日本手袋工業組合直営)
電話番号 0879-25-3208(日本手袋工業組合)
入館無料

-----------
讃州井筒屋敷
営業時間 10:00-16:00
定休日  水(祝日の場合は営業)
※敷地内各店舗の営業時間・定休日は個別にご確認ください
住所   香川県東かがわ市引田2163
電話番号 0879-23-8550
入場無料(母屋に入館する場合300円)
-----------
東かがわ手袋ギャラリー
営業時間 10:00-16:00
定休日  水
住所   香川県東かがわ市引田2161-2
電話番号 0879-33-5055
入館無料

 
 

同じテーマの記事