思い出もっと、 とっておき体験 善通寺市

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黒板やホワイトボードは学校や会社などで身近な存在ですが、どうやって作られているかご存じですか? その制作過程を見学でき、ミニ黒板やホワイトボード作りが体験できる場所があるんです。それは香川県内唯一の黒板製作会社「いわま黒板製作所」。善通寺市にある会社へお邪魔しました。
会社がある場所は、高松自動車道の善通寺ICから車で約7分のところ。入口の横にも黒板があるのが、黒板製作の会社らしいですね。
 
まずは黒板・ホワイトボード作りから。使う材料は、黒板やホワイトボードになる色付きの鉄板と、ベニヤ板、アルミのフレーム、両面テープ、そしてビスです。ここで黒板を作るのか、ホワイトボードにするのかを選びます。さらに黒板には黒と緑色、ホワイトボードは白・ピンク・黒があるので好きな物をチョイス。今回は黒の黒板を選びました。
 
ちなみに黒板とホワイトボードに使う鉄板は、加工と色が違うだけで同じ物なのだそう。黒板はチョークで書きやすいように表面をザラザラに加工し、ホワイトボードは逆にペンで書きやすいようツルツルに仕上げています。さらにこちらでは黒や白に塗った後、ホーローという傷や腐食に強い加工を施したものを使用。鉄なので黒板やホワイトボードには磁石が付くんですね。
最初に合板に両面テープを貼ります。
次に鉄板を両面テープで合板に貼り付けます。鉄板は端が鋭くなってることがあるので、手を切らないよう注意。ずれないよう慎重に位置合わせします。
 
鉄板と合板がくっついたら、外周にアルミのフレームをはめます。
最後にアルミフレームをビスでとめます。工具を使うので気をつけて。
 
ミニ黒板が完成しました。非常に簡単で小さい子どもでも作れます。
 
事前にデータを送っておけば、イラストや好きな写真のプリントもしてもらえます。かなり繊細で鮮やかに印刷されていて驚きました。
黒板作りの後は工場見学へ。社屋の隣が工場になっています。
こちらは黒板の裏に貼る合板を削って整える機械。表面がザラザラな合板が、機械を通るとツルツルになって出てきます。
この黒い円柱は黒板になる鉄板を丸めたもの。他所で加工と塗装を済ませて、この形で工場にやってきます。
鉄板を切断機で必要な長さにカットします。黒板やホワイトボードは規格サイズの他に設置場所に合わせて作ることもあり、オーダーメイドも多いのだそう。
分厚い鉄板が一瞬でキレイに切れる様は、見ていて爽快ですね。
切った鉄板はこちらで、裏側にボンドを吹き付けます。体験では両面テープを使いましたが、製品はボンドで接着しています。
鉄板と合板を貼り付けて、プレス機で圧力をかけて圧着。小さいサイズのものは、このようにまとめて重ねてプレスしますが…。
大きなものはローラーを通して圧着させていました。
ひとまず黒板の形になりましたが、まだ完成ではありません。
こちらは黒板の裏側に取り付ける木枠。大サイズの黒板は歪んでくるので、木枠を取り付けて補強するだのそう。
 
均等な幅に枠を入れながら、両側から同時にすごい早さで固定していきます。両者息の合った作業はまさに職人芸!
ここでは重りを載せて黒板を曲面状に曲げています。なぜ黒板を曲げているんでしょうか?
 
答えは「光の反射を防ぎ、広い教室で使う黒板をどこからでも見やすいよう曲げている」でした。横から見ると曲がっているのが良く分かりますね。
工場の出口付近で出荷を待つ黒板。ズラリと並ぶ様はなかなか壮観です。
最後に見せていただいたのは、この営業車。一見普通の車に見えますが…。
実はこれ、車体のいたるところが黒板に加工された「黒板カー」。実際にチョークで書くことができ、イベントでは子供たちに大人気なのだそう。
「いわま黒板製作所」のある善通寺市は、市内の高校生が黒板に描いた作品を街中に展示している「黒板アートのまち」としても知られています。もちろんアートに使われている黒板は、いわま黒板製作所製。こちらもぜひ一緒に楽しんでみてください。
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株式会社いわま黒板製作所
営業時間 9:00-17:00
定休日  土曜日・日曜日・祝日
住所   香川県善通寺市与北町1131
電話番号 0120‐418‐986
https://www.iwamakokuban.co.jp
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黒板づくり体験
開催日 平日及び祝日
料金        1人2,500円(オリジナル画像やデータをプリントする場合1人3,500円)
所要時間 約1時間30分
※2-6人で前日の15:00までに要予約
 

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