心ほぐれるのんびり島旅 小豆島町

心ほぐれるのんびり島旅 特別編  YouTuberはまゆうと行く小豆島

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小豆島の漁師YouTuberとして活躍中のはまゆうさん。漁に出る様子や、漁で獲った魚を豪快に捌き調理していく動画などを撮影し、小豆島の漁師の生活を発信されています。2020年8月現在、登録者数はなんと16万人をも超えるそう。今回は島を愛するはまゆうさんおすすめの小豆島のスポットに行ってきました。
まずははまゆうさんお気に入りのオリーブビーチで待ち合わせをしました。

「オリーブビーチのある西村という地区は僕が生まれ育った場所の近くなんです。子どもの頃からよく両親と一緒に海に入ったりして遊んでいました。海がきれいなんですよね」とはまゆうさん。

漁もこの西村の海から出ているそうです。
 
そのほか、はまゆうさんのおすすめの場所は二十四の瞳映画村とオリーブ公園。島外から友達が遊びに来たときに案内するのだとか。一度はまゆうさんと別れて、映画村に行ってみました。オリーブビーチから出ている渡し舟で映画村に向かいます。桟橋の方に行くと看板があります。
 
さっそく、小型の渡し舟に乗船してみます。
行き交う船や瀬戸内海に浮かぶ島々を眺めながら、ちょっとしたクルーズが楽しめます。大型フェリーよりも水面が近く、ワクワク感が高まっていきます。
 
二十四の瞳映画村が見えてきました。
片道約10分で到着。ちなみにオリーブビーチから二十四の瞳映画村へは、湾をぐるっと回らなくてはならないため、車で行くと片道約30分かかります。


入り口でチケットを購入して入村!
映画「二十四の瞳」の撮影で使われたセットを用いて1987年に開村。大正から昭和初期にかけての村の雰囲気が再現されています。「二十四の瞳」を中心に、映画にまつわるさまざまな企画が催されています。
 
まずは2019年にオープンした世界的にも著名なフィギュア会社である海洋堂のギャラリーへ。若い世代や外国人観光客からも人気を集めています。
 
続いて、村内の鳥居をくぐって、ギャラリー松竹座映画館へ。
1階は1950年代の日本映画全盛期の頃を再現したレトロな映画館になっています。
取材時には「二十四の瞳」が上映されていました。
時期によって上映される作品も変わります。スタッフの方によれば、2020年8月21日からは「劇団★新感線」の舞台を映画にした作品「ゲキ×シネ」が上映される予定だそうです。
 
建建物の2階にあるのはブックカフェ「書肆海風堂(しょしうみかぜどう)」。「二十四の瞳」や映画、旅に関する書籍やDVDがずらり。コーヒーを飲みながら店内の本をゆっくり閲覧することもできます。窓際席からは海が見えました。カフェ内には1954年初演の「二十四の瞳」の主人公の一人である大石先生を演じた女優・高峰秀子さんのギャラリーも併設。エッセイストでもあった高峰さんの直筆原稿や愛用のバッグなどが展示されています。
 
ギャラリー松竹座を出て海沿いの方に進み、木造校舎へ。
1987年に二作目の映画「二十四の瞳」を撮影する際に建築されたロケセット。実際に映画村のある田浦という地域にあった苗羽(のうま)小学校田浦(たのうら)分校を再現しています。こちらははまゆうさんからもおすすめされた場所です。教室の窓からは海が見え、最高のロケーション。最近はここで撮影を楽しむ人も多いようです。
小説「二十四の瞳」の舞台となったとも言われている本物の田浦分校は、映画村から車で5分程の距離に「岬の分教場」として残っていて入場することもできます。なかには「二十四の瞳」に影響を受け教師を志し、訪ねてくる人もいるとスタッフの方に聞きました。
 
続いてはキネマの庵へ。
キネマの庵では1950年代日本映画黄金期の名作を映像や写真などが展示されています。カフェが併設されており、昭和の懐かしいアルマイトの食器を使った給食セットが楽しめます。小豆島も舞台となった映画「八日目の蝉」の衣装なども展示され、映画ファンにはたまらない、レアなお宝にたくさん出会えます。
 
キネマの庵を出るとポップな壁画が。ここも撮影を楽しめるスポットとなっています。
映画村をたっぷり堪能したところで、再び渡し舟に乗ってオリーブビーチに戻ります。オリーブ公園はオリーブビーチから徒歩3分程。信号を渡り、山の方へ向かっていきます。まずは、オリーブ記念館へ。
日本で初めてオリーブの栽培に成功したのが小豆島。オリーブ公園のHP
によると1907年に三重・鹿児島・香川の3県で試験栽培を始め、唯一順調に育ったのが香川県の小豆島に植えたオリーブだけだったそう。

館内では、小豆島のオリーブの歴史がわかる資料やオリーブオイル、素麺、醤油など小豆島のお土産をいろいろ選べるショップがあります。オリーブ公園のオリジナルグッズも魅力的。かわいいポストカードは旅の思い出に。
 
  • 小豆島オリーブ公園提供

    小豆島オリーブ公園提供

  • 小豆島オリーブ公園提供

    小豆島オリーブ公園提供

  • 小豆島オリーブ公園提供

    小豆島オリーブ公園提供

また、記念館では、オリーブ公園内でみつけたオリーブの葉っぱを使って、「オリーブの葉のしおり」をつくることもできます。ハートの形をした葉っぱが幸せを運んでくれます。
実はオリーブ公園は2020年で開園30周年。スタッフの方によれば、記念商品として新たに登場した「オリーブご飯の素」と、「いわしの小豆島産オリーブオイル漬け」がおすすめのお土産なのだそう。
 
2Fにはレストランもあるので、昼食をとったり、カフェとして利用したりもできます。
つづいて雑貨コリコへ。
映画「魔女の宅急便」の撮影で使われたグーチョキパン屋のセットを移設した、ハンドメイドアクセサリーが人気の雑貨屋です。
 
オリーブの花や、ミモザなどをレジンに閉じ込めた可愛らしいアクセサリーはオリーブ公園のオリジナル商品。
コリコを出ると現れる絵本の世界に入ったような光景。
オリーブ公園には随所に撮影したくなるかわいい仕掛けがたくさん隠されています。ウロウロ歩き回りながら見つけるのが楽しいです。
つづいてオリーブ公園のシンボルとなりつつあるギリシャ風車へ。最近では子どもから大人までオリーブ記念館でほうきを借りて、ギリシャ風車と海を背景に魔女のようにほうきで飛ぶ写真を撮るのを楽しまれているのをよく見かけます。
ギリシャ風車のそばにはオリーブの小道の入り口が。散策すると気持ちいい場所です。晴れた日は木漏れ日がとてもきれい。
さて、次は約135種類のハーブの栽培と販売をしているハーブガーデン温室へ。見ているだけでも楽しいめずらしいハーブたち。マンザニロやミッション、ネバディロブランコ、ルッカなどといった種類があるオリーブですが、それらの苗木も購入することができます。
最後は記念館に戻りオリーブソフトクリームの小豆島産オリーブオイルがけをいただきました。
オリーブオイルと乳製品は実は意外と合うんです。オリーブの葉の少しお茶のような渋みが美味しいオリーブソフトクリームに、オリーブオイルのフレッシュな果実感が際立ちます。ひとやすみしたら、オリーブ公園から出発し、再びはまゆうさんと合流。オリーブ公園から車で4分程の場所にある創作料理野の花(ののか・以下野の花)を訪ねました。

 
野の花では、はまゆうさんが漁で獲った魚を使った料理をいただくことになりました。
この季節はマナガツオがよく獲れるそうです。はまゆうさんによるとマナガツオとは瀬戸内海ではカツオが獲れないので、カツオに見立てて、「真似(まね)ガツオ」と呼んでいたものがなまり、「マナガツオ」と呼ぶようになったそうです。
今回は特別に野の花のご主人がマナガツオを捌くところを見せてくれました。

手際よくマナガツオを捌いていくご主人。はまゆうさんは野の花に魚を持参し、時々、ご主人に捌き方を教えてもらっていたこともあったそうです。ご主人の華麗な包丁捌きを見せていただいたあとは、いよいよ実食。

ランチメニューである「ひしお膳の魚編」と「刺身定食」、一品で「マナガツオの揚げ出し」をいただきました。癖が少なくタンパクな身のマナガツオはさっぱりと美味しいです。
刺身定食のメインはマナガツオの刺身とタタキ。
ひしお膳の魚編のメインはマナガツオの香味焼きでした。
定食や御膳にはそれぞれ、サラダ、豆アジの南蛮漬け、きゅうりのなます、小エビの天ぷら、サツマイモのレモン煮などの前菜がつきます。
 
一品料理のマナガツオの揚げ出し。
はまゆうさんの魚を野の花で食べられるのはタイミングが合ったときのみ。定食のメインは季節によってハモやブリ、オリーブハマチなどに変わるそうです。
 
華やかな食事を楽しみながら気さくなはまゆうさんがいろいろお話してくれました。はまゆうさんの1日は主に漁とYouTube動画の制作で成り立っているそうです。午前中はYouTube動画の撮影、昼からは動画の編集。漁師の仕事は早朝のイメージが強いですが、はまゆうさんは夕方から漁に出るそうです。夜には漁から戻り、市場に出荷し帰宅という1日だそう。「今は好きなことを掛け合わせて仕事ができているのでとっても幸せです」とはまゆうさん。イキイキと毎日を過ごされていることがファンを増やしている理由のように感じました。

自然も遊びも食べ物も満喫し尽くした1日。これからもはまゆうさんのYouTubeチャンネルで小豆島のお魚情報をチェックしていきたいと思います。
 

*小豆島では2020年8月27日(木)~11月10日(火)の期間で、まずは四国在住の方のみを対象にフェリーの復路が無料になるキャンペーンが始まります。対象条件など詳しくはこちらからご覧下さい。
https://ferry-muryo.com/
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 YouTubeチャンネル「小豆島の漁師はまゆう」
https://www.youtube.com/channel/UCIhqq_TjKA6IyCzgHTTxsAw
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オリーブビーチ
住所   香川県小豆郡小豆島町西村甲1896-1
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渡し舟 
※天候等の諸事情により欠航となる場合もあります。
冬季は運休しています。運航カレンダーは公式サイトをご確認ください。
営業時間 9:30-16:30(GW、8・9月のみ9:30-17:00)
定休日  水曜日・木曜日(8・9月は無休)
住所   香川県小豆郡小豆島町西村甲1896-1
電話番号 090-7781-5112
乗船料  片道 大人500円、小人250円
所要時間 約10分
https://www.24hitomi.or.jp/watashibune/watashibune.html
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二十四の瞳映画村
営業時間 9:00-17:00
定休日  年中無休
住所   香川県小豆郡小豆島町田浦
電話番号 0879-82-2455
入場料  大人(中学生以上)790円、小学生380円
https://www.24hitomi.or.jp /
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道の駅 小豆島オリーブ公園
営業時間 08:30-17:00
定休日  年中無休
住所   香川県小豆郡小豆島町西村甲1941-1
電話番号 0879-82-2200
https://www.olive-pk.jp/
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創作料理 野の花
※ディナーは前日までに要予約
営業時間 11:30-14:00(ランチ)、18:30-21:30(ディナー)
定休日  火曜日・水曜日
住所   香川県小豆郡小豆島町室生892-1
電話番号 0879-75-2424
https://nonoka-shodoshima.shopinfo.jp/


 

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