必見必食! ときめきグルメ 三豊市

父母ヶ浜周辺の注目グルメ

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三豊市の父母ヶ浜はウユニ塩湖のような写真が撮れることで大人気の観光地ですが、2019年に周辺が整備され、新しいグルメスポットが次々と誕生しています。どのお店も地元ならではの食材を活かした、ここでしか食べられない絶品メニューが食べられると人気。浜で写真を撮るだけじゃもったいない、父母ヶ浜グルメを食べ歩いてみました。
まず訪れたのは、父母ヶ浜全体(父母ヶ浜ヴィレッジ)を管理し、インフォメーションセンターも兼ねている「父母ヶ浜ポート」。施設の中では軽食やドリンクを注文できます。普段は建物の外のテラス席で食べるのですが、取材時は寒い時期だったので室内にも席が用意されていました。
この季節に人気のメニューが「ニシ貝のクラムチャウダー」。ほんのりとした甘さがほっとさせてくれる味。これは三豊市の老舗麹屋さん「丸岡味噌麹」の白みその甘味だそう。またアサリの代わりに、父母ヶ浜がある三豊市仁尾町近海で獲れた巻き貝「ニシ貝」を使っています。
ドリンクは「ホットチョコレート」と「ホットレモンコーディアル」がおすすめ。「ホットレモンコーディアル」には同じく仁尾町内にあるレモン専門店「ロロロッサ」の、仁尾のレモンとローズマリーで作ったレモンシロップが使われています。


軽食だけじゃなく、しっかり食事ができるお店ももちろんあります。駐車場に隣接する浜の北端でアメリカンな雰囲気を醸し出しているのが「BAKE STUDIO OKAZAKI(岡崎製パン所)」。こちらでは自家製パンを使ったハンバーガーやサンドイッチが楽しめます。
ひと味違うのはハンバーガーのバンズ。なんと麹で発酵させているんです。使っているのは、お隣観音寺市の麹の街・室本町にある「津久茂発酵所」の麹。麹で発酵させたバンズは、香りが良く優しい甘さが特徴的なオンリーワンの味に仕上がっています。
 
注文したのは人気ナンバーワンの「アボガドモッツァレラバーガー」。繋ぎを使っていない牛肉100%のパティは、噛むごとに肉汁があふれ、肉のシンプルな旨みが堪能できます。アボガドととろけるチーズの相性も抜群。ポテト付きでボリュームも満点です。
ハンバーガーの種類は10種類弱。週替わりや平日限定のメニューもあるので、何度も足を運んでみたくなりますね。
またハード系パンのカンパーニュや、フォカッチャを使ったサンドイッチも人気。パンごとに小麦や発酵の仕方も変えるというこだわりぶりで、特にカンパーニュはご主人自信の1品だそう。カンパーニュはフレンチトーストでも楽しめます。
ハンバーガーのお供にチョイスしたのは「ホームメイド ジンジャエール」。その名の通り自家製のジンジャエールで、ショウガシロップを2時間もかけて煮込んでいるそう。ドリンクは他に、イタリア製のエスプレッソマシーンで淹れてくれるコーヒーや、果汁100%ジュースも。全てハンバーガーやサンドイッチとセットにできます。
そしてもう一つの人気メニューがドーナツ。フワフワした食感の生地には、北海道産小麦を使用。少し大きめで食べ応えもあります。またメニューは全てテイクアウト可能です。
 
次に向かったのは「Setouchi Kitchen」。瀬戸内の選りすぐりの食材を使った地中海料理を食べさせてくれるレストランです。建物は浜を一望できる少し高い位置にあるので、大きな窓から見える風景は圧巻。特に窓際のカウンターは特等席です。
ランチョンマットには、砂浜に穴を掘るカワイイカニのイラストが。よく見ると、マットの上部は父母ヶ浜から見える島と船が切り紙でデザインされ、折って立てることができるのにも気付きました。
お店を訪れたのはお昼時。パスタやリゾット、カレーなど数種類あるランチメニューの中から、「仁尾 車海老と瀬戸内魚介のペスカトーレ」を注文しました。まず運ばれて来たのはサラダ。見ばえのする大きなお皿に盛られた、新鮮な野菜の味に期待が高まります。
そしてメインのペスカトーレの登場。真ん中に丸ごと1匹乗っている大きな車海老が目を引きますが、食べ進めるごとに、それ以外にも具材がたっぷりなことに気付いてニッコリ。この日はムール貝やアサリ、大きな魚の身に、ロマネスコなどの野菜も入っていました。食材はその日の良い物を使うため、季節や日によって変わるので、同じメニューでも違う味が楽しめそう。
また驚かされたのが、これだけ魚介が入っているのにそれぞれの良さを損なうことなく活かしていること。素材の旨みのみをしっかりと引き出すその腕前は特筆ものです。モチモチしたパスタと、鮮烈なトマトソースが織りなす一皿は、あっと言う間に無くなっていまいました。なおランチのメニューは定期的に変わるそうです。
もう1品、カフェタイム限定の季節限定パフェ「さぬきひめと自家製ジェラートのパフェ」をいただきました。背の高いグラスにぎっしり入っているのは、観音寺市室本町のイチゴ「さぬきひめ」と自家製ジェラート。濃厚なイチゴの甘さと、上品で控え目な味のジェラートのコラボに、どんどんスプーンが進んでしまいました。パフェの各層によって微妙に味が変わっていて、飽きさせないのも心憎い演出です。
お供には「しまなみレモンスカッシュ」をセレクト。愛媛県・しまなみ海道の瀬戸田町生口島で採れた「しまなみレモン」を、贅沢に生搾りしたドリンクで、爽やかな酸味が喉を潤してくれます。
またディナータイムには、コースや一品料理など昼には味わえないメニューが多く味わえます。レストランのお隣には、瀬戸内産の雑貨をメインに販売している「Setouchi Gallery」も併設されているので、食事以外のお客さんも訪れていました。
 
浜を歩いていると何やら甘く香ばしい香りが漂ってきました。それに誘われてたどり着いたのは「hand in hand」。地元の飲食店や生産者、直売所から仕入れた食材を使ったサンドイッチやドリンク等を販売しているテイクアウト専門のお店です。
お店の前にあるたき火では、お客さんが串に刺したマシュマロを焼いていました。甘い香りはこちらからだったようです。さっそく1串購入して焼いてみることに。表面がほんのり焦げ茶色になったら完成です。食べてみると、外側がパリっとしていて内側はトロトロ。焼いてないマシュマロからは想像できない、えも言われぬ美味しさです。私が焼いているのに釣られて、通りがかったお客さんもマシュマロを頼んでいました。
マシュマロと一緒に「自家製ジンジャー」のホットドリンクも注文。強目のショウガの香りが効いて、一気に身体がポカポカしてきます。なおマシュマロやホットドリンクは冬期限定メニューなので、食べたい方はお早めにどうぞ。レギュラーメニューの「讃岐の玄人集団がつくったこだわり讃玄豚のカツサンド」や「弘法の惠と夢の芋の食べ比べスイートポテトサンド」もぜひ食べてみたいですね。
 
最後に訪れたのはコーヒースタンド「宗一郎珈琲」。オーナーの弾けるような笑顔のイラストが印象的なお店です。実はこちら、地域と観光客をつなげるコミュニケーションコーヒースタンドなんです。いったいどういうことなんでしょうか。
メニューはコーヒー、カフェラテ、紅茶、レモネードと非常にシンプル。注文をお願いしようとすると「カップの色は何色にされますか」と質問が。こちらでは、ゴミを出さないために紙やプラスチックのカップやストローを使用せず、飲んだ後のカップをお店に返却するスタイルを取っています。そしてお客さんにカップの色を選んでもらうことが、大きな意味を持っているのです。
有名になるにつれ多くの観光客で賑わうようになった父母ヶ浜ですが、ゴミや渋滞が問題になり、地域と観光客との間で気持ちがズレてしまっていました。それを懸念したオーナーの今川さんは、コーヒーカップの色を通じてお客さんとコミュニケーションすることを思いつきました。

5色のカップはそれぞれ「赤・もっときれいな浜になってほしい」「白・もっと三豊を知りたい」「黒 ・夜を楽しむ場所がほしい」「緑・もっと寛げる場所がほしい」「青・もっと水回りが良くなってほしい」という意味があり、お客さんが一番望むことを選んでもらいます。それを集計することで今後の地域活動の指針とし、お客さん1人1人が父母ヶ浜の未来を選ぶ関係者になってもらうというわけ。

私はより三豊の良さをみんなに知ってもらいたいという思いで、白のカップを選びました。深煎りのコーヒーは重くどっしりとした味で、最初は「これぞコーヒー」という印象でしたが、飲み進めるにつれ不思議と苦味が爽やかに変化して、驚くほど後味スッキリ。岸壁で浜を眺めながら、父母ヶ浜の未来に思いを馳せるのもいいかもしれません。
 
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父母ヶ浜ポート
営業時間 11:00-19:00(天候その他の理由により変更あり)
定休日  水(天候その他の理由により臨時休業あり)
住所   香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3
電話番号 070-2272-7061
<a href="https://chichibugahama-village.com/">公式サイトはこちら</a>
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BAKE STUDIO OKAZAKI(岡崎製パン所)
営業時間 モーニング7:30-9:30、11:00-18:30(夏期は延長あり)
定休日  金(臨時休業あり)
住所   香川県三豊市仁尾町仁尾乙274-9
電話番号 0875-23-6921
<a href="https://www.instagram.com/naokiokazaki/">Instagramはこちら</a>
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Setouchi Kitchen(セトウチキッチン)
営業時間 ランチ11:00-14:00(13:30L.O.)、カフェ15:00-17:00(16:30L.O.)、ディナー18:00-22:00(食事21:00、ドリンク21:30L.O.)
定休日  火(祝日の場合営業、臨時休業あり)
住所   香川県三豊市仁尾町仁尾乙271-3
電話番号 0875-23-7316
<a href="http://colors7316.com">公式サイトはこちら</a>
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hand in hand
営業時間 12:00-日没(季節により変更あり)
定休日  不定休
住所   香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3
<a href="https://www.instagram.com/handinhand_net/">公式Instagramはこちら</a>
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宗一郎珈琲
営業時間 14:00-日没頃
定休日  不定休(悪天候により臨時休業あり)
住所   香川県三豊市仁尾町仁尾乙
<a href="https://www.instagram.com/soichirocoffee2019/">公式Instagramはこちら</a>

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