高松市香南歴史民俗郷土館 共催展「第18回 城山まつり」
たかまつしこうなんれきしみんぞくきょうどかん きょうさいてん「だい18かい じょうざんまつり」-生誕260年記念-
中山城山(なかやま じょうざん)は、江戸時代後期の儒学者。宝暦13年(1763)香川郡横井村[現:高松市香南町横井]の生まれで、讃岐で活躍しました。晩年には、讃岐全土を歩き、讃岐の歴史や旧跡を調べた『全讃史』を書きあげました。郷土史研究に欠かせない貴重な資料を残した人物です。
医者の家に生まれながら、祖父から儒学者になるよう願われ、三谷村[現:高松市三谷町]の藤川東園に学び、荻生徂徠の「古文辞学」を自らの道としました。高松城下に塾を開いて古文辞学を教え、その門弟は四国をはじめ、中国、九州などから集まり、600人を超えるほどでした。
しかし、時代は寛政。高松藩では「朱子学」が中心であり、古文辞学派の城山は排斥されました。それでも自分の道を曲げなかった城山。60歳で、讃岐全土をくまなく歩いて名所・旧所を調査し、讃岐の歴史や風土を明らかにした『全讃史』を書きあげました。城山はこの『全讃史』を高松藩に献上し、藩主松平頼恕により士分の待遇が与えられました。
本年は城山が生まれて260年の年にあたります。4月23日の城山の命日にあわせて毎年開催するこの共催展では、城山直筆の書軸や城山の門弟などゆかりの人物の書軸など、当館や高松市歴史資料館所蔵の城山関係資料を展示します。また、香南小学校・中学校、児童・生徒による城山の絵や書道作品も展示します。
医者の家に生まれながら、祖父から儒学者になるよう願われ、三谷村[現:高松市三谷町]の藤川東園に学び、荻生徂徠の「古文辞学」を自らの道としました。高松城下に塾を開いて古文辞学を教え、その門弟は四国をはじめ、中国、九州などから集まり、600人を超えるほどでした。
しかし、時代は寛政。高松藩では「朱子学」が中心であり、古文辞学派の城山は排斥されました。それでも自分の道を曲げなかった城山。60歳で、讃岐全土をくまなく歩いて名所・旧所を調査し、讃岐の歴史や風土を明らかにした『全讃史』を書きあげました。城山はこの『全讃史』を高松藩に献上し、藩主松平頼恕により士分の待遇が与えられました。
本年は城山が生まれて260年の年にあたります。4月23日の城山の命日にあわせて毎年開催するこの共催展では、城山直筆の書軸や城山の門弟などゆかりの人物の書軸など、当館や高松市歴史資料館所蔵の城山関係資料を展示します。また、香南小学校・中学校、児童・生徒による城山の絵や書道作品も展示します。
基本情報
開催期間 | 令和5年4月15日(土)~5月21日(日) |
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開催場所 | 高松市香南歴史民俗郷土館 |
お問い合わせ | 087-879-0717 |
お申し込み | 087-879-0717 |
イベント内容 | 関連講演会「城山門下の二人の外交官 -林董と陸奥宗光-」 講 師:田山泰三氏(全国漢文教育学会評議員) 日 時:令和5年4月30日(日)午後1時30分~2時30分 場 所:高松市香南歴史民俗郷土館 2階 第1研修室 定 員:20名(要申込) 参 加 費:無料 |
営業時間 | 午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで) |
定休日 | 月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌平日) |
料金 | 無料 |
アクセス | ことでんバス経由 「高松駅/高松築港」からことでんバス「由佐線(高松空港・岩崎行き)」利用約50分、「由佐」バス停下車、東へ徒歩2分 香川町シャトルバス経由(※日曜日、祝日は運休) ことでん「仏生山駅」前から香川町シャトルバス約25分、「香南歴史民俗郷土館」バス停下車すぐ |
駐車場 | 普通車10台/大型車3台 |
資料 | ちらし |
備考 | ※新型コロナウイルス感染症の感染状況により、会期及び内容が変更となる場合があります。 ※新型コロナウイルス感染症の感染予防対策に御協力ください。 |