高松市香南歴史民俗郷土館 共催展「第19回 城山まつり」

たかまつしこうなんれきしみんぞくきょうどかん きょうさいてん「だい19かい じょうざんまつり」
 

 中山城山(なかやま じょうざん)は、江戸時代後期の儒学者。宝暦13年(1763)香川郡横井村[現:…

 中山城山(なかやま じょうざん)は、江戸時代後期の儒学者。宝暦13年(1763)香川郡横井村[現:高松市香南町横井]の生まれで、讃岐で活躍しました。晩年には、讃岐全土を歩き、讃岐の歴史や旧跡を調べた『全讃史』を書きあげました。郷土史研究に欠かせない貴重な資料を残した人物です。
 
 医者の家に生まれながら、祖父から儒学者になるよう願われ、三谷村[現:高松市三谷町]の藤川東園に学び、荻生徂徠の「古文辞学」を自らの道としました。高松城下に塾を開いて古文辞学を教え、その門弟は四国をはじめ、中国、九州などから集まり、600人を超えるほどでした。

 しかし、時代は寛政。高松藩では「朱子学」が中心であり、古文辞学派の城山は排斥されました。それでも自分の道を曲げなかった城山。60歳で、讃岐全土をくまなく歩いて名所・旧所を調査し、讃岐の歴史や風土を明らかにした『全讃史』を書きあげました。城山はこの『全讃史』を高松藩に献上し、藩主松平頼恕により士分の待遇が与えられました。

 4月23日の城山の命日にあわせて毎年開催するこの共催展では、城山直筆の書軸や城山の門弟などゆかりの人物の書軸など、城山関係資料を展示します。また、香南小学校・中学校、児童・生徒による城山の絵や書道作品も展示します。

開催期間令和6年4月13日(土)~5月19日(日)
開催場所高松市香南歴史民俗郷土館
お問い合わせ 087-879-0717
お申し込み 087-879-0717
イベント内容関連講演会「神全塾(しんぜんじゅく)武田家と中山城山」

講  師:村井道明氏(徳島県在住)
日  時:令和6年4月27日(土)午後1時30分~2時30分
場  所:高松市香南歴史民俗郷土館 2階 第1研修室
定  員:25名(要申込)
参 加 費:無料
営業時間 午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
定休日 月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌平日)
料金 無料
アクセスことでんバス経由
「高松駅/高松築港」からことでんバス「由佐線(高松空港・岩崎行き)」利用約50分、「由佐」バス停下車、東へ徒歩2分

香川町シャトルバス経由(※日曜日、祝日は運休)
ことでん「仏生山駅」前から香川町シャトルバス約25分、「香南歴史民俗郷土館」バス停下車すぐ

駐車場 普通車10台/大型車3台
資料 第19回城山まつり ちらし
備考

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