enjoy!香川のアウトドア 三豊市

三豊 蔦島シーカヤック

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大小様々な島が点在する瀬戸内海。香川県内にはその眺めを満喫できる絶景スポットが多数ありますが、海により近くダイレクトに楽しめるツアーがあるのをご存じでしょうか。それがシーカヤックです。波の穏やかな瀬戸内海はシーカヤックに最適。陸から眺めるのとはひと味違う瀬戸の風景を見つけに行きましょう。
 
今回参加させていただいたのは、香川県の西部・三豊市で、シーカヤックのツアーを行っているFree Cloud(フリークラウド)さん。
 
予約ができたら、出かける前にツアーに必要なものを準備。水着と短パンまたは長ズボン、Tシャツ、かかとが固定できるサンダルまたは濡れていい靴、帽子、500ml以上の飲料水、日焼け止め、着替え、タオル等必要なものを持参します。持ち物が多いので忘れ物がないように。
ツアーに出発するベースがあるのは三豊市仁尾町。人気スポット父母ヶ浜から車で10分ぐらいのところです。昼間シーカヤックをしてから、父母ヶ浜に夕陽を眺めに行くお客さんもいるのだそう。
 
ベースに駐車場がないのですが、隣にあるサンリゾート仁尾の駐車場を利用できます。サンリゾート仁尾の門を入って車を停めたら、再び門を出て左側の道を進みます。
徒歩5分ぐらいでベースに到着しました。海沿いに建った古民家を利用したベースの周りには、ヤシの木とカヤックがたくさんあって、ここだけリゾート地のようです。
受付が終わったら、水着と濡れてもいい服に着替えてツアーに必要な装備を装着します。胸の部分に付けているのはライフジャケット。そして黒いエプロンのようなものがスプレースカートです。モデルはツアーガイドの小前さん。
海に出る前に漕ぎ方を教わります。手に持っているのは水を漕ぐためのパドル。左右のブレードは平行ではなく、少し角度が付いています。これは力の入りやすい利き手で漕いだ後、少し手首を返すことでもう一方の手で漕ぎ安い角度にできるため。というわけで、パドルには右利き用と左利き用があります。
 
これが今回乗ったシーカヤック。タンデムと呼ばれる2人乗りのタイプです。
 
荷物は船体の前後にあるハッチへ。ふた付きの防水仕様になっていて、見た目以上に収納力があります。ここにテントを積んで、島でキャンプをすることもあるのだそう。
 
シーカヤックに乗り込む時は、コクピットにお尻を入れてから脚を船内に伸ばすようにすると、スムーズに乗船できます。
 
足下にはフットレストがあるので、自分の足の長さに合わせて調整。シーカヤックは手だけで漕いでいるのではなく足の踏ん張りも重要なので、きちんと合わせておくのが大切です。
乗船したらスプレースカートを、コクピットのフチに被せます。こうすることでコクピット内に海水が入ってこなくなるというわけ。飲料水はいつでも飲めるように、手が届くところに装着しておきます。水は熱中症防止のため、少しずつこまめに飲むようにしましょう。
全ての準備が整ったら、いよいよ海へ。ベースの正面にある無人島・蔦島(つたじま)へ向かいます。自分が漕ぐパドルと波以外の音がほとんど聞こえて来ない静かな海の上を、シーカヤックは滑るように進んで行きます。目線が水面に近いのも特徴のひとつ。水が澄んでいれば海の中も良く見え、蔦島のある燧灘(ひうちなだ)名産のイリコの原料・カタクチイワシの群が見られることもあるのだそう。
あっと言う間に蔦島が近づいて来ました。陸側から見ると砂浜が多く見える蔦島ですが、裏側は岩が多く全く違う印象を受けます。

ボートなどで近づけない岩のギリギリまで行けるので、こんな風景を見ることができるのもシーカヤックの醍醐味。中には恐竜の卵の様な大きな丸い岩や、お爺さんの横顔に見える岩などもありました。
 
ツアーのコースは、季節や天候・参加者の希望・体力等を考慮して、毎回変わるそうです。この日はそのままぐるっと蔦島を一周。砂浜や赤い鳥居が見えてきました。
いったん島に上陸して休憩タイム。この岩の隙間にある砂浜は満潮時は水没するため、シーカヤックで通り抜けられるのだそう。
 
ガイドの小前さんが、島でアイスコーヒーを淹れてくれました。非日常空間で飲むコーヒーの味は格別。程良く疲れた身体に浸みます。
 
再びシーカヤックに乗ってベースに戻ったらツアーは終了。今回は約3時間のハーフデイ・カヤックトリップでしたが、シーカヤックの楽しさを思う存分満喫できました。ハーフデイでシーカヤックの魅力にハマって、一日ツアーのワンデイ・カヤックトリップに参加する人が多いというのも納得です。
(いずれも提供:Free Cloud)
 
またこちらではボードの上に乗ってパドルを漕いで進むSUP(サップ・Stand Up Paddleboardの略)のツアーもあります。シーカヤックと同じくレクチャーを受けたら海へ。初心者はボートに立つのは少し難しいですが、うまく立つことができなくても、座ったままで充分楽しめます。カヤックより目線が高いので、まるで海の上を歩いているような感覚で景色を楽しめるそう。
(提供:Free Cloud)

Free Cloudでは、夕陽を眺めるサンセットツアーや、島でのキャンプツアー、シーカヤックのスクール等、今回紹介した以外にも様々なツアーがあるそうです。次は違ったツアーに参加して、もっと瀬戸内海の魅力に触れてみたいと感じました。
 
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Free Cloud(フリークラウド)
※3日以上前に要予約。ツアーが満員の場合参加不可。
定休日  不定休
住所   香川県三豊市仁尾町家の浦383
電話番号 080-3924-9610
料金   ハーフデイ・カヤックトリップ8,500円、ワンデイ・カヤックトリップ12,000円、SUPトリップ6,500円等
所要時間 ハーフデイ・カヤックトリップ約3時間、ワンデイ・カヤックトリップ約6時間、SUPトリップ約2時間等
http://www.free-cloud.jp