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秋の特別展「映画のレシピ」
感動を生むスクリーンの舞台裏
この秋、歴史と地域の2つの視点から映画をとらえる特別展を開催します。日本で初めて映画が上映されたのが明治29年(1896)。 その後、香川県でも多くの作品が公開され、人々の身近な存在となっていく映画の足跡をたどります。香川県初公開となる資料や映像、これまでの調査成果などから、県内で育まれた映画文化について紹介します。 地域に根差した映画史の大規模な展覧会は香川県において初めての試みです。今回の展覧会が、映画を知る「レシピ(手順書)」となるとともに、地域の歴史や文化に触れる「レシピ(秘訣)」になれば幸いです。
高松市周辺(栗林公園、屋島、直島など) 展示・展覧会 -
共催展「第24回 香南文化交流展」【香南歴史民俗郷土館】
それぞれの「今」を精一杯表現
高松市南部及び周辺地域で活動する香南文化交流サロンの会員による書や絵画などの作品展です。 高松南高等学校書道部による書道パフォーマンス作品も展示します。
高松市周辺(栗林公園、屋島、直島など) 展示・展覧会 -
弘法大師空海御誕生1250年記念 秋季特別御開帳
総本山善通寺は、弘法大師空海が御誕生された地であり、四国八十八ヶ所霊場の75番札所でもあります。また京都の東寺、和歌山の高野山とならぶ弘法大師三大霊場のひとつとして、古くから篤い信仰をあつめています。 総面積約45,000平方メートルに及ぶ広大な境内は、「伽藍」と称される東院、「誕生院」と称される西院の東西二院に分かれています。金堂、五重塔などが立ち並ぶ「伽藍」は、お大師さまが御誕生された佐伯家の邸宅跡にあたり、ともに弘法大師御誕生所としての由縁を今に伝えています。 2023年10月30日(月)から11月26日(日)に秋季特別御開帳を開催いたします。御影堂奥殿に秘蔵される御尊像を聖霊殿にて再現して初公開します。また、期間限定で、善通寺内で200年ぶりの両界大曼荼羅の御開帳や、五重塔特別公開、その他イベントを実施いたします。
香川県中部(瀬戸大橋、丸亀城、金刀比羅宮など) 展示・展覧会 -
高松市香南歴史民俗郷土館 共催展「第18回 城山まつり」
-生誕260年記念-
中山城山(なかやま じょうざん)は、江戸時代後期の儒学者。宝暦13年(1763)香川郡横井村[現:高松市香南町横井]の生まれで、讃岐で活躍しました。晩年には、讃岐全土を歩き、讃岐の歴史や旧跡を調べた『全讃史』を書きあげました。郷土史研究に欠かせない貴重な資料を残した人物です。 医者の家に生まれながら、祖父から儒学者になるよう願われ、三谷村[現:高松市三谷町]の藤川東園に学び、荻生徂徠の「古文辞学」を自らの道としました。高松城下に塾を開いて古文辞学を教え、その門弟は四国をはじめ、中国、九州などから集まり、600人を超えるほどでした。 しかし、時代は寛政。高松藩では「朱子学」が中心であり、古文辞学派の城山は排斥されました。それでも自分の道を曲げなかった城山。60歳で、讃岐全土をくまなく歩いて名所・旧所を調査し、讃岐の歴史や風土を明らかにした『全讃史』を書きあげました。城山はこの『全讃史』を高松藩に献上し、藩主松平頼恕により士分の待遇が与えられました。 本年は城山が生まれて260年の年にあたります。4月23日の城山の命日にあわせて毎年開催するこの共催展では、城山直筆の書軸や城山の門弟などゆかりの人物の書軸など、当館や高松市歴史資料館所蔵の城山関係資料を展示します。また、香南小学校・中学校、児童・生徒による城山の絵や書道作品も展示します。
高松市周辺(栗林公園、屋島、直島など) 展示・展覧会 地域祭
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