オリーブを知る

オリーブの苗木が香川県小豆島に植えられてから110年余。
この年月はオリーブが食品や化粧品として、暮らしに身近なものになるまでの苦節の110年余とも言えます。
生産者がなんとか栽培を続けようと創意工夫と努力を重ね、築き上げた基盤があってこそ、高品質なオリーブオイル生産が可能になっています。
オリーブの疑問をQ&A形式でお伝えします!
Q1.香川県ではいつからオリーブが栽培されていますか?
A.1907(明治40)年に、農商務省の指定を受け、翌年4月22日に、香川県農事試験場(当時)が香川県小豆島でオリーブの苗木を植栽しました。これが、日本における産業としてのオリーブ栽培の始まりです。
Q2.全国のオリーブ収穫量の何割が香川県産ですか?
A.香川県産オリーブの収穫量は522トンで、全国シェアの約88%を占めています。(令和3年度)
Q3. エキストラバージンオリーブオイルと普通のオリーブオイルの違いは何ですか?
A.エキストラバージンオリーブオイルは、オリーブの果実のみから採油されたもので、精製されたオリーブオイルと比べ、果実由来の色、香り、味(苦味、辛味)を楽しむことができます。

なお、「かがわオリーブオイル品質表示制度」のシールが貼ってあるものは、高品質なエキストラバージンオリーブオイルです。
Q4.オリーブオイルのどんな成分が身体にいいですか?
A.オリーブオイルの主成分である「オレイン酸」は、「悪玉コレステロール(LDL)を減らし、善玉コレステロール(HDL)を維持する」働きが期待できます。
また身体の酸化を防ぐといわれるポリフェノールや、「若返りビタミン」と呼ばれるビタミンEを含んでいます。

種から搾油することが多い食用油に対し、エキストラバージンオリーブオイルは果実から搾油し、化学的な工程を経ないため、果実由来の機能性成分をそのまま摂取することができます。
Q5.オリーブオイル以外に使用用途はありますか?
A.採油後の果実や水分、葉も丸ごと有効活用する技術も世界有数です。
例えば、採油後の果実を飼料に混ぜて育てた「オリーブ牛」「オリーブ夢豚」「オリーブ豚」「オリーブ地鶏」の畜産物のほか、オリーブの葉を入れた餌で養殖した「オリーブハマチ」や「オリーブマダイ」などもあります。

さらに、採油時に出る果汁やオリーブの葉から抽出した高濃度のポリフェノールを活用したエキスは、さまざまな食品や化粧品に利用されています。
Q6.青い果実から採ったオリーブオイルと、黒い果実から採ったオリーブオイルに違いはありますか?
A.10~11月頃の青い実から採ったオイルは色が緑色で、若草の様なさわやかな香りとともに、辛味や苦みなどを感じます。(調味料代わりにパンやサラダにかけるのがおすすめです)

12月頃の完熟した黒い実から採ったオイルは色が黄色っぽく、マイルドでフルーティなのが特徴で、オリーブオイル初心者も受け入れやすいオイルです。(温かいパスタやポトフなどの煮込み料理の仕上げにかけると香りよく仕上がります。)

それぞれ特徴を活かし、料理と組み合わせるのも楽しみのひとつです。
Q7.開封後はどうやって保存すればよいですか?
A.瓶の形状や保存条件(空気との接触面積、光条件)により酸化程度が変化しますので、ご家庭ではキッチンの引出し収納など、直射日光に当たらない冷暗所に保管し、開栓後はなるべく早めにお召し上がりください。

なお、オリーブオイルの最適な管理温度は15~18度ですので、冷蔵庫の保管は適しません。(固まってしまった場合は、温かい場所に置いて溶かしてください。品質に問題はありません。)

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