トップページへ
こころのこもったおもてなしを

観光・仕事にかかわりなく、外国から香川にいらっしゃるお客様をお迎えする際に、もっとも大切なのは「おもてなしの心」です。その心の想いは相手に伝わり、香川での、日本での滞在が、より素晴らしいものになるでしょう。

自分が外国へ行ったときのことを想像してみてください。どう接してもらえたら嬉しいのか?困っているときにどう対応してほしいのか?相手の立場になって考えることで外国からのお客様との接し方が見えてくるはずです。

国や地域による文化・習慣の違いを理解しましょう

国や地域によって「文化や生活習慣、食習慣には大きな違いがある」ということを受け入れ、理解することが大切です。言語や宗教、価値観だけでなく、例えばお風呂に入る習慣がなかったり、生魚を食べる習慣がなかったりする国や地域もあります。

また、興味や関心も様々です。それだけに、日本人客への対応以上により細やかな配慮が必要とされます。

マナーの違いを理解しましょう

マナーに関しても、文化や習慣と同様に大きな違いがあります。日本人が普段気にならない行為でも、外国からのお客様にとってはマナーに反する行為であることもあります。お客様が不快感を示されたり、戸惑われたりしているようであれば改めましょう。しかし、理解していただくべきマナーもあります。その場合は「日本の場合は ○○○○○ ですよ」と丁寧に説明しましょう。

日本の習慣・文化を理解してもらいましょう

日本人にとって、外国からのお客様と接するのは、相手の国の習慣や文化を知る良い機会であると同時に、外国からのお客様に、日本のことを知ってもらう絶好の機会でもあります。日本ならではの習慣や文化を正しく伝え、楽しんでいただけるようにしましょう。

気持ちよく過ごしていただくために

「言葉が通じないから」と接触自体を避けてしまう人がいます。これはよくありません。外国語が上手くしゃべれなくても、気軽に挨拶したり、筆談や絵を描いたり、指差し会話集を使ったり、身振り手振りででも積極的にコミュニケーションを図るようにしましょう。たとえ言葉は通じなくても、相手を受け入れる姿勢をもって接すれば気持ちは伝わるものです。しかし、相手が何を言っているのか分からないのに、笑ってごまかすような態度は誤解を与えかねないので注意が必要です。

また、相手が日本語を話さないからといって、日本語を理解していないとは限りません。特にアジア諸国の年配者には日本語を理解している方もいらっしゃいますので軽率な言動は避けるようにしましょう。

会話力を向上させましょう

宿泊者の使用頻度の高い外国語から応対に必要な基礎的会話をマニュアル化し、各施設で従業員への研修を行うことが望まれます。また、本サイトに掲載している各国毎の「指差し会話集」を上手に活用しましょう。

意志の疎通を図るため中国系のお客様とは漢字での筆談を用いることも有効です。

ハンディキャップをお持ちのお客様と接する時は

特別な意識を持つのではなく、一般の外国の方と同じように接しましょう。外国のお客様に対応してくれる公共機関の場所や電話番号などを教えてあると喜ばれます。床に段差のないバリアフリー対応の施設などを紹介すると良いでしょう。もしもの時のヘルプ情報をご覧ください。