2023.09.12
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「秋めく民芸」展 ~菊の図案を中心に~
讃岐民芸館の秋の企画として「秋めく民芸」展を開催します。
秋を代表する花の一つである菊。中国では、9月9日の「重陽の節句」に菊を愛で、菊酒を飲む風習があります。中国から伝わってきた菊は、日本の江戸時代に様々な品種が生まれ、庶民にも菊栽培が広がっていきました。
讃岐民芸館は、陶磁器や染め物など、菊をモチーフにした秋を感じさせる品を収蔵しています。こうした日常使いだった品々に菊が表現されているということは、いかに菊が庶民の生活に身近だったかが想像できます。
そのほかにも、紅葉やススキといった秋を代表する植物をモチーフに彫られた型紙など、秋らしい収蔵品を展示し、「深まりゆく秋」を演出します。
◆開催概要◆
【会 場】 栗林公園内 讃岐民芸館(古民芸館)
【期 間】 令和5年9月15日(金曜日)~12月10日(日曜日)
【料 金】 無料 ※ただし栗林公園入園料が別途必要
【展示資料】 絣、型紙、菓子型など約40点