思い出もっと、 とっておき体験 観音寺市

  • line
水引とはコヨリ状にした和紙を糊で固めて紐(ひも)にしたもので、ご祝儀袋の飾りや結納飾りに使われているのを目にしたことがある人も多いはず。「幸せ」や「縁」、「絆」を結ぶと言われているこの水引細工作りが体験できるのが、観音寺市の「結納センターつちだ」。水引細工職人さんと一緒に、自分だけの水引アイテムを作りましょう。
「結納センターつちだ」へは、高松自動車道の大野原ICから車で約10分。JR予讃線の箕浦駅から徒歩約20分で到着します。県道241号線(丸井萩原豊浜線)沿いにある赤い看板が目印。
看板横の細い道を入った先にお店があります。
店内には様々な水引細工が並んでいました。
結納飾りはもちろん、アクセサリーやインテリア、水引でできた盆栽まであってテンションが上がります。
水引細工体験ができるのはお店の奥のスペース。ご指導していただいたのは、こちらの代表で職人でもある土田さん。
まず水引の材料や歴史・由来について教えていただきました。普段何気なく使っているご祝儀袋の水引にも、結び方や色に意味があるのだそう。
水引の表面に巻かれている糸を外して、芯をほぐすと1枚の紙に戻りました。紙でできていると頭で分かっていても、実際に見ると不思議な感じです。
お話が終わったら、水引のアクセサリー作りにチャレンジです。まずは練習用の水引で三つ編みの練習。
左右から交互に水引を手前に持って来るように編んでいくと、カラフルな紐の形になってきました。編む度に左右に一度広げるようにするのが、キレイな形を作るコツなのだそう。写真のものは平面的ですが、編み方を変えるとやや筒状の立体的なものも作ることができます。
 
1本編み上げて要領が掴めてきたら、いよいよ本番。約200種類もある水引の中から、好きな色を3本選びます。これだけの種類があるのは、専門の工房ならでは。
どの色もステキでなかなか決められませんでしたが、どうにか3本選びました。体験に参加した方が一番時間がかかるのが、この水引の色選びなのだそう。
選んだ水引を輪っかにして三等分し、ハサミで切ります。定規もあるのでそれに合わせて切ることもできます。
切った水引を並べて色の組み合わせを考えます。同じ色を3本束ねるか、それぞれ別々の色にするか悩みますね。
3本ずつの水引をクロスするように重ねて、細い針金で止めます。作業が難しければ先生が助けてくれるので大丈夫。
練習用の水引と同じ形になりました。
後は練習と同じように三つ編みにしていきます。
最後まで編み終えたら、端を細い針金で止めます。
ここで水引をブレスレットにするか、ストラップにするかを選びます。今回はブレスレットを選びました。サンプルのブレスレットを自分の手首に合わせて長さを確認します。
ここからは先生にお任せ。編んだ水引を切って長さを合わせ、両端に金具を取り付けます。
世界に1つだけのオリジナルブレスレットが完成しました。
これを自分で編んだと思うと、感動もひとしおです。
水引のアクセサリー作り体験はいかがでしたか。今回は初心者向けでしたが、ご祝儀袋の飾りや七夕飾りを作る上級者コースもあるそう。ぜひ「結納センターつちだ」で自分だけの水引細工を作ってみて下さい。
-----------
結納センターつちだ
※3日前までに要予約
営業時間 10:00-19:00(体験教室は10:00-15:00に実施)
定休日  水曜日(体験教室は祝日以外の月・水・金曜日に実施)
住所   香川県観音寺市豊浜町箕浦甲2006
電話番号 0875-52-5445
https://mizuhiki-studio.com/
 
体験料     1,500円(税込)(ブレスレットとストラップどちらかを選択)
所要時間 約1時間-1時間半

同じテーマの記事

当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。詳細はクッキーポリシーをご確認ください。

同意する