アートに触れる 丸亀市 坂出市 綾川町

島へ・泊まりがけ・アートに触れる・美味しいあれこれ

  • line
夜も満喫!地酒とアートと歴史を楽しむ旅
高松空港の到着時間に合わせてお迎えを予約したのは「酒タクシー」。車の上の“一升瓶”が目印で、県内の3つの酒蔵からどこか1カ所の見学と観光をセットで楽しめる優れモノです。
運転手さん、よろしくお願いします。
 
酒タクシーは3時間1万5720円。最大4人まで乗車可能なので、人数が増えるほどお得!
 
 
最初に訪れたのは、空港から約20分の「綾菊酒造」。蔵の説明を受けた後は、酒造りの様子をビデオで観賞。その後は、寛政2年(1790年)の創業時から続く蔵の中を、じっくりと案内してもらいながら見学。静かな蔵の中は日本酒の香りが漂っていて…日本酒好きにはたまらない!
 
見学の後はお楽しみの“試飲コーナー”へ。いろいろ飲み比べてお気に入りに出会ったら、もちろんその場で購入可能。今夜の宿泊先で、みんなで乾杯と行きましょう。
 
お腹がすいてきたので、ランチは地元の食材にこだわったお店「Fille et fils(フィーユ エ フィス)」へ。
人気のオムライスのランチ(サラダ、スープ、コーヒー、デザート付き)を注文しました♪サラダにつけ合わせていた鯵のフリットもおいしいっっっ。
 
店内の看板を見ると夜メニューもおいしそう。ぜひ次回に!
 
食後は前から行きたかった「東山魁夷せとうち美術館」に送ってもらいます。タクシーだと無駄なくラクチン。運転手さんとはここでお別れ。ありがとうございました。
 
美術館内も「カフェなぎさ」からの眺めは最高!つい長居しちゃいます。
帰りはバスか乗り合いタクシーで坂出駅方面へ。次のお目当ては「四谷シモン人形館・淡翁荘」です。
昭和11年建築の洋館は、鎌田勝太郎氏の住居だった場所。洋館に溶け込むように展示された人形たちが、静かに来場者を迎えます。特別な時間が流れるこの洋館で、特別な思い出を作って。
 
坂出駅近くのコーヒーショップ「クリッパークラブ」でちょっと一息。
専門店だけあってたくさんの種類が。コーヒー好きは2杯分のダブルで注文するのもおすすめ。チーフ手作りのピザも美味しいって。
 
今日の宿泊は坂出市の隣町・丸亀市の「オークラホテル丸亀」。JRに乗れば7分ほどです。駅からはタクシーで約10分弱。
 
チェックインを済ませたら、目指すは「ボートレースまるがめ」。初めての人もビギナーズラックを狙って、丸亀の夜を思い切り遊んじゃいましょう!
 
初めてのレース体験。思った以上に広くてきれいで、ちょっとびっくり!レディース専用シートや、おしゃれなカフェ、海風に吹かれながら観戦できるデッキなど、至れり尽くせりのサービスです。
 
間近で観戦するレースは大迫力!しかもイケメン選手が多くて、思わず“顔買い”してしまった…。買った舟券を握りしめて勝負の神様に神頼み~。
 
夕食はホテルからも歩いて5分の「かぼちゃ」に。有名人もお忍びで訪れる気さくな名店です。
まずはお魚。刺身の盛り合わせにクエの煮付け。女将さんおすすめの地酒も美味。常連さんもいっぱい。
 
最後は醸造所を併設したビアパブ「MARUGAME MIROC BREWERY (マルガメミロクブルワリー)」で1日の反省会と参りましょう。ビールは鮮度が命。クラフトビールにあまり馴染みのない人も、出来たてを一口飲めば違いは歴然。味はもちろん、色、香り、のど越しなど、五感を使ってビールナイト!フードも充実しているので、食べたい派も大満足。
 
レモンを利かせた新商品、その名も「レモンレター」。定番以外にも新しい味が次々と登場するそうで、毎日でも通いたい感じ。
朝はホテルから丸亀港までタクシーで移動。丸亀港から本島(ほんじま)に向かいます。
35分で本島に到着。目指すは、島の西側にある笠島集落です。
そこで、まずは港の待合所でレンタサイクルを手配。サドルも身長に合わせて調整してくれました。
 
ちょうど「塩飽勤番所」の前を通ったので写真を。道路を挟んでベンチが置いてあったのでちょっと休憩。
 
途中海沿いの坂道でも、海がキラキラ。
笠島集落に到着。休憩を入れて30分くらいかな?ここは国の「重要伝統的建造物群保存地区」で、中世の城下町の面影を残す古い町並みが残っています。
しかも、今日は無理だと諦めていた「吉田邸」が観られることに!ここは塩飽大工が建てた匠の家なんです。
こちらの持ち主は本島汽船(乗ってきた船)の社長の吉田稔さん。お父さんがここに住んでいたそうで、伊藤若冲の掛け軸が、テレビのお宝鑑定番組で本物と鑑定されたことでも話題になったんですよね。

吉田さんが長い竹の棒であれこれ指し示しながら、楽しく家の中を案内してくれました。
 
 
庭には樹齢を感じさせる変わった形の松。まるで絵を見てるような景色。
手水鉢も立派です。
部屋全体はこんな感じで、調度品もとても見事なものでした。
 
保存地区を歩くとこうやってお花が生けてあります。心が和む~。
民宿をしている「やかた船」では、事前の予約でランチのみの利用もできます。
メニューは「穴子丼」(お吸い物と漬物付き)。お刺身が付くセットもあります。
通りを歩いていると20名ほどの団体さんもガイドさんと一緒に散策していました。あとで聞くと、笠島港からチャーター船で志々島に向かうとか。時間も有効活用できるし、グループだったらそういうルートの組み方も有りですね。
 
江戸時代後期の建物でもある「笠島まち並保存センター(真木(さなぎ)邸)」を見学。なまこ壁をあしらった土蔵が印象的です。
 
 
古い井戸や外蔵も。
マッチョ通り!
こんなところにバス停を発見しました!本島にはコミュニティバスもあるんです。
帰り道、海の近くにある香川の建築家・齊藤正氏が手がけた瀬戸内国際芸術祭参加作品「善根湯×版築プロジェクト」を見学。
行きでは中に入らなかった「塩飽勤番所」に立ち寄りました。かつて塩飽諸島を統治する役所だったところです。
管理している女性がお茶を淹れてくれました。お話をしていると、移動販売の車がお寿司やパンを売りに走っているとか、今日はここのお店が休みとか、島の情報はやはり島の人が一番詳しい!
水仙の花の濃い黄色がとてもきれい。また会いに来たいと思いました!
帰りの船は来た時とは違う小さな客船(人のみ)。あっという間に着きました。
港近くにある「太助灯籠」は、かつて金毘羅詣での客で賑わった丸亀港のシンボルだそうです。

 
「酒タクシー」
050-3537-5678コトバス予約センター
 
「綾菊酒造」
綾歌郡綾川町山田下3393-1
087-878-2222
 
「Fille et fils(フィーユ エ フィス)」
丸亀市綾歌町栗熊西1680 アイレックス内
0877-86-1314
営業時間/11:00~14:00(無くなり次第終了)・18:00~22:00(※木・金・土・日曜と祝日のみ)
休/水曜
 
「東山魁夷せとうち美術館」
坂出市沙弥島字南通224-13
0877-44-1333
開館時間/9:00~17:00(入館は16:30まで)
休/月曜
 
「四谷シモン人形館・淡翁荘」
坂出市本町1-6-35
0877-45-1111
開館時間/10:00~16:00
休/月~木曜
 
「クリッパークラブ」
坂出市元町1-3-31
0877-46-5872
開館時間/9:30~19:00
休/金曜
 
「オークラホテル丸亀」
丸亀市富士見町3-3-50
0877-23-2222

 

「ボートレースまるがめ」
丸亀市富士見町4-1-1
0877-23-5141

 
「魚料理 かぼちゃ」
丸亀市富士見町5-12-5
0877-24-3324
営業時間/11:30~14:00(LO13:30※土・日曜のみ)・17:00~22:00(LO21:30)
休/木曜
 
「MARUGAME MIROC BREWERY」
丸亀市北平山町2-5-15
0877-43-7067
営業時間/18:00~24:00(フードLO23:00、土曜は15:00~)
休/日・月曜


「吉田邸」
丸亀市本島町笠島314
090-8692-1827
※事前予約が必要です
 
「やかた船」
丸亀市本島町笠島302
080-3886-9819
 
「笠島まち並保存センター(真木邸)」
丸亀市本島町笠島256
0877-27-3828
開館時間/9:00~16:00
休/月曜(1~2月は土・日曜、祝日のみの開館)
 
「塩飽勤番所」
丸亀市本島町泊81
0877-27-3540
開館期間/9:00~16:00
休/月曜

同じテーマの記事

当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。詳細はクッキーポリシーをご確認ください。

同意する