私のおすすめ 丸亀市 多度津町

島へ・のんびりしたい

  • line
日常をリセットしに行くのんびりプチ旅
江戸時代、京極のお殿様が治めた丸亀と多度津。今回はあえて街なかを外し、のんびり過ごせる場所を探しに行きました。

まずは中津万象園・丸亀美術館へ。
1688年、丸亀藩二代目藩主・京極高豊により築庭された約15,000坪の大名庭園です。庭園名は森羅万象に由来するとされています。
 
 
さっそく庭園を散策。約40~50分のコースだそうです。水面に映る松も素敵です。
 
種類の違う水仙も咲いていましたが、水仙の向こうには松の手入れをしている職人さんが。手間暇かけてこそ庭園は美しく保たれているんですね。
 
 
桜も咲き始めていました。
歩いていると目線の上に何やら…「観潮楼」?江戸時代に建てられた茶室で、名前の通りここから潮の満ち引きが見える茶室だったとか。その時代を想像してみたりして。
一番のお目当の大傘松(正式には「千代の傘松」という名前みたい)。樹齢600年といわれ、確かに大きな傘を広げたみたいな形。日本名松100選にも選定されているそうです。大傘松は夜のライトアップをしているシーズンもあるそうなので、またその時に見たいなぁ。
この絵はなにかな??
「山茶花の道」を歩くと、雨の後でちょうど花びらが美しくまるで飾られているかのよう。
 
目印に沿って歩いていると石投げ地蔵尊がありました。白い石に願いを書いて投げると願いが叶うって。
園内には、2017年に「海望亭」という休憩所がオープン。香川県の現代美術家・川島猛氏の大作「ドリームランド」が展示され、無料のWi-Fiも使えるようです。

庭園をゆっくり見た後は、中津万象園内の「味処 懐風亭」で懐石のランチを。
ここから日本庭園を見ながらの食事ができるのはいいです。
 
 
万象園を出た後は、車で10分ほど移動して多度津港に。
佐柳(さなぎ)島に向かいます。別名「猫の島」。めちゃくちゃ可愛い乗船券売り場で切符を購入。
 
いよいよこの船に乗って出航!高見島を経由して佐柳本浦まで50分の旅。
 
船では、千葉から「ネコノシマホステル」で今日泊まるという女性二人とおしゃべり。
また、今は神戸に住んでいるという男性の方にも出会いました。
 
船で知り合った親切な方が、「ネコノシマホステル」まで送ってくれるというのでお願いすることに。歩くと約15分。あ~なんてラッキーなんだろう。
「ネコノシマホステル」到着!
昭和29年に建てられた佐柳小学校の木造校舎。廃校となり数年使われていなかった校舎が、2017年、宿泊施設に生まれ変わりました。
猫の置物がお出迎え。本物の猫の声も隣の部屋から。
ホステルを経営する村上さんは、以前大阪で映画専門の古本屋を経営。村上さんのおじいちゃん、おばあちゃん、そしてお父さんも小学校まではこの佐柳島に住んでいたそうです。
 
喫茶では奥さんがお話をしながら、丁寧にハンドドリップでコーヒーを淹れてくれました。
 
海を見ながら飲むコーヒーは格別。しばし日々のことを忘れる時間。
 
各部屋の鍵が掛かっていました。理科室。音楽室。図書室。などなど。
さすが元学校。村上さんご夫婦のセンスがいい!
 
あ~ここからの海の景色は例えようのない良さがある。
佐柳本浦港に着くとさすが猫の島。少し時間があったので猫の観察。
今度はもっとゆっくり来て「ネコノシマホステル」に泊まりたいなぁ。

「中津万象園・丸亀美術館」
丸亀市中津町25-1
0877-23-6326
開園時間/9:30~17:00(最終受付16:30)
休/水曜
 
「味処 懐風亭」※入店は入園料不要
0877-23-2266
営業時間/11:00~14:30(LO14:00)・17:00~21:30(LO20:30)
休/水曜
 
「ネコノシマホステル」(ネコノシマホステル・喫茶ネコノシマ)
仲多度郡多度津町佐柳1353
0877-35-3505
喫茶営業時間/9:00~17:00
休/火曜
 

同じテーマの記事

当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。詳細はクッキーポリシーをご確認ください。

同意する