ぶらり、街さんぽ 高松市

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高松市塩江町にある、塩江温泉郷。
古くは奈良時代の頃まで遡り、名僧・行基が発見したと言われ、約1300年の歴史があるそうです。
塩江温泉郷の周辺は見渡す限りの山々に囲まれ、四季折々に様々な表情を見せる自然が広がり、日々の疲れを癒したい時にはぜひ訪れてほしいスポットです。
今回はそんな塩江温泉郷周辺の一押しのスポットをご紹介していきます。

高松の中心部から高松空港方面を目指し、国道193号線を約50分、徳島方面に向かいます。
まず、最初に訪れたのが、「岩部(いわぶ)八幡神社」です。境内には2本の大きなイチョウの木が寄り添うように並んでいます。このイチョウは幹から多数の気根が垂れ下がっており、乳房のように見えることから、「母乳がしっかり出るように」と祈願するため訪れる人が多いそう(県指定天然記念物 1971年4月指定)。
写真右が雌木(樹齢約700年、太さ約8m、樹高が約35m)、写真左の雄木が(樹齢約400年、太さ約6m、樹高が約35m)です。左の雄木が先に紅葉を迎えるため、初秋の頃は黄緑と黄色の対比を楽しむことができます。秋が深まる頃には、どちらの木も黄金色に色付き、境内はイチョウの絨毯で敷き詰められます。
雄木と雌木をモチーフにしたイメージキャラクターである「このみちゃん」と「まもりちゃん」も、とても可愛らしくて癒されます。
また、「岩部八幡神社」のお守りや絵馬は、イチョウをモチーフにするなど可愛らしいデザインで人気です。イチョウの葉が色づく秋のシーズンは、多くの観光客で賑わうここ「岩部八幡神社」。皆さんも「このみちゃん」と「まもりちゃん」に会いに行ってみてはいかがでしょうか?
「岩部八幡神社」から車で国道193号線を徳島方面へ約5分走ると、塩江温泉郷からほど近い場所に、「不動の滝」があります。
高さ約40mの滝で、弘法大師が修行した際に、不動明王が現れたことから名付けられたそうです。
滝へ続く遊歩道があり、空気も澄んでいて滝の音が気持ちよく、周辺は公園にもなっているので散策しやすくなっています。遊歩道沿いは滝から流れる川になっており、行きと帰りにその川のせせらぎを感じるのも楽しみの一つです。
雄大な滝から水が流れている光景はずっと見ていても飽きず、とても心地よい気持ちになります。「これぞ大自然!」という光景なので、自然をめいっぱい感じてみたい方にはぴったりなスポットです。
滝のすぐそばにはベンチが備え付けられているので、滝を見ながらお弁当を食べるのも気持ちよさそうですね。周辺の岩場は滑りやすくなっているので、滝に近づく際は足元に注意してください。
「不動の滝」から徳島方面へ約5分車を走らせると、国道193号線沿いに「道の駅しおのえ」が見えてきます。
塩江温泉郷の目印にもなっている「観光物産センターしおのえ」が隣接しており、塩江の特産品が購入できます。店内には休憩スペースもあります。
道の駅へは、高松市街からことでんバスで約75分、高松空港からも車で約15分の距離にあり比較的アクセスがよいため、日帰りでのんびりと出かけてみるのがおすすめです。
「道の駅しおのえ」のおすすめの商品3つがこちら。
道の駅近くにある「しおのえふじかわ牧場」のソフトクリームです。新鮮で素朴な味わいですが、とても濃厚なミルクの甘味が感じられて美味しいです。また、ふじかわ牧場の牛乳やヨーグルトなどの乳製品は道の駅で購入でき、お土産物のなかでも、おすすめです!ソフトクリームは夏の暑い時期はもちろんのこと、冬の寒い時期でも、温泉に入ったあとのほてった体で食べると、とても幸せな気持ちになります。ぜひご堪能ください!
 
「銘菓 塩江」は道の駅で定番人気のお土産です。白インゲン豆に黄身を加えたあんを小麦粉や卵、バターを使った皮で一つ一つ丁寧に包んで焼き上げた、おまんじゅうです。バターの香りがふんわりと漂い、懐かしい甘みが口いっぱいに広がります。
「道の駅しおのえ」で購入できるのは、箱入りの商品のみ。近くに店舗を構える「菓舗 光春堂」では個包装の商品が購入できるので、お土産に渡したい人数に合わせて、どちらで買うか決めるといいですね。
次にオススメしたいのが、柚子と唐辛子を酢で漬け込んで作る「ばいしん」と呼ばれる香辛料です。柚子胡椒とは違い、そのピリッとした辛さは様々な料理と相性が良さそうで、蕎麦・うどん・天ぷらなどに添えて食べたくなります。
「観光物産センターしおのえ」のすぐそばにある行基橋を渡ると、「行基の湯」があります。慢性リウマチ、慢性皮膚病、神経痛、糖尿病などに効能があるのだそう。山間の静かな環境と和の情緒漂う温泉で、癒しの時間を味わえます。外観・店内共に落ち着いた雰囲気であり、塩江観光には外せない名所です。
「行基の湯」から高松方面へ車で約2分のところに「高松市塩江美術館」があります。同美術館はホタルと文化の里公園内にある美術館です。とても小さい美術館ですが、香川県にゆかりのある作家の作品を展示する企画展や、美術館のコレクションを展示する常設展があり、文化・芸術を堪能できます。
建物がホタルと文化の里公園に所在しているため、美術館だけでなく公園でくつろぐこともできます。家族連れで訪れても、子供たちと遊べる場所があるのはうれしいですね。自然豊かな山々に囲まれている場所なので、空気も澄んでいて心地よい風が吹いており、芸術と自然の調和を感じることができます。美術館の周りを流れるホタル水路にも、心癒されます。
最後にご紹介するのは「谷岡食堂」です。「谷岡食堂」は「高松市塩江美術館」から国道193号線を高松方面へ車で約7分走ったところにあります。
立派な和風の建物が特徴で、開店直後から大勢のお客さんで賑わうほど、塩江では人気があるお店です。看板メニューは中華そば(550円)。昔ながらの中華そばで、醤油ベースのスープがストレート麺にマッチしてとても美味しいです。
 中華そば以外にもうどんや丼もの、カレーライスなど様々なメニューがあり、その時の気分で選ぶことができます。おでんや唐揚げ、いなり寿司などのサイドメニューもセルフで選べるので、「今日はいっぱい食べたいな」という時もグッド。
塩江温泉郷めぐりの締めくくりは、「谷岡食堂」に立ち寄ってパワーチャージしてはいかが?
塩江温泉郷は、昭和の初めには「高松の奥座敷」として鉄道が敷かれるほど栄えた場所。今も山あいの温泉郷として、落ち着いた雰囲気の場所です。懐かしい田舎風景で心身ともに癒されました。
今回、巡ったスポットは近場に集まっているため、近辺に宿泊して、じっくり塩江を堪能し、思いっきり大自然に癒やされるのもありです。
 
■岩部八幡神社
住所 香川県高松市塩江町安原上692-1
 
■道の駅しおのえ
営業時間 3月~10月8:00~19:00・11月~2月8:00~18:00 ※駐車場・トイレ・電話は24時間
定休日 火曜日(祝祭日の場合は翌日休館)
住所 香川県高松市塩江町安原上東390−1
電話番号 087-893-1378
https://www.sk-michinoeki.jp/michinoeki/359
 
■行基の湯
営業時間 9:00~21:00(受付は20:30まで)
定休日 火曜日(祝日の場合は翌日)
住所 香川県高松市塩江町安原上東37-1
電話番号:087-893-1126
入浴料:大人520円、小人(6歳以上12歳未満)260円、6歳未満無料、高齢者(60歳以上)400円
https://www.shionoe.jp/stay/gyouki.html
 
■高松市塩江美術館
営業時間 9:00~17:00 ※入室は、閉館時間の30分前まで
休館日 月曜日(祝休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
住所 香川県高松市塩江町安原上602
電話番号 087-893-1800
入館料 一般300円、大学生 150円、高校生以下は無料
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/shionoe/index.html
 
■谷岡食堂
営業時間 11:00~20:00
定休日 月曜日、第4火曜日
住所 香川県高松市塩江町安原下第2号1555-1
電話番号 087-897-0030
https://www.shionoe.jp/store/tanioka.html

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