金刀比羅宮

参拝ガイド 参拝編

628段目にある旭社から先は、道が上りと下りに分かれています。上りの道を行くとあらわれる、長く続く急階段は御前四段坂と呼ばれる最後の難所。ここをのぼりきればいよいよ御本宮です。
天保美術の粋を集めた華麗な装飾が見事
  • 旭社正面に掲げられている有名な扁額は、正二位綾小路有長の筆

    旭社正面に掲げられている有名な扁額は、正二位綾小路有長の筆

  • 荘厳な建物を見て、ここを御本宮と間違える参拝客もいるほど

    荘厳な建物を見て、ここを御本宮と間違える参拝客もいるほど

天保8(1837)年に竣工した社殿は、高さ約18m、銅板葺総欅造二重入母屋造の荘厳な建物で、御本宮と間違える参拝客もいるほど。天保美術の粋を集めた華麗な装飾も見事で、上層の屋根裏には巻雲、柱間や扉には人物、鳥獣、草花の彫刻が施されています。
表参道から本宮まで石段を上る中、唯一下がるのはこの一段だけ
  • 木々が鬱蒼と茂る闇峠を抜けたら、手水舎で心身を清めよう

    木々が鬱蒼と茂る闇峠を抜けたら、手水舎で心身を清めよう

  • 御前四段坂。ここを上りきればいよいよ御本宮

    御前四段坂。ここを上りきればいよいよ御本宮

闇峠と呼ばれる木々に囲まれた坂の鳥居をくぐると、正面には心身を清める手水舎がありますが、ここの手前で石段が1段下がります。御本宮までの石段は785段。しかし、実際には上がる階段は全部で786段あるのです。一説によると、786は「な・や・む」につながるため、ここで1段下げ785段にしたとも言われています。
785段を上りきっての参拝は、感動もひとしお!
  • 御本宮の参拝を済ませたら、本殿の装飾にも目を向けて

    御本宮の参拝を済ませたら、本殿の装飾にも目を向けて

  • 讃岐平野を見渡せる高台、ここからの眺めが疲れを癒してくれる

    讃岐平野を見渡せる高台、ここからの眺めが疲れを癒してくれる

  • 本宮から、三穂津姫社まで南北に渡っている南渡殿

    本宮から、三穂津姫社まで南北に渡っている南渡殿

最後の難所「御前四段坂」と呼ばれる急階段を上りきったら、いよいよ「御本宮」に到着です。御本宮社殿の創立に関しては、詳しいことはわかっていませんが、1000年ほど前から数回にわたる改築、再営を経て、明治11(1878)年の改築で現在の社殿が造られました。本殿の壁板や天井には、ここまでの苦労を癒してくれるかのような見事な蒔絵が描かれています。
御本宮の北東側の高台からは、讃岐平野を見渡せます。天気が良ければ瀬戸大橋まで望むことができます。

また、毎月1・10・26日には月次祭があり、10月9日〜11日には例祭があります。例祭など大きな祭典では、拝殿で神職や巫女の優美な舞を見ることができます。
COLUMN
参拝の仕方
参拝の作法は「二拝二拍手一拝」

参拝の仕方

正しい拝礼作法を身につけて参拝しよう

652段の所にある手水舎では、柄杓で水を汲み、左手、右手の順に水をかけ、手を清めます。次に左手の掌に水を受け、口をすすぎ、終わったら左手を洗い、柄杓を両手で持って立てて、その柄に水を流し清めます。

御本宮では、浅く1礼をした後に、深く2礼。次に2回手を打ち、深い礼を1回。最後に浅く1礼を。

かわいいお守りや御朱印帳など、自分の旅の思い出や友達へのお土産にも
  • 幸せを呼ぶ「黄色いお守り」はここで

    幸せを呼ぶ「黄色いお守り」はここで

  • 「幸福の黄色いお守り」と「ミニこんぴら狗」のセットもある

    「幸福の黄色いお守り」と「ミニこんぴら狗」のセットもある

  • 笑顔元気くん朱印帳、表紙には「笑顔元気くん」、裏表紙には金刀比羅宮の社紋が描かれている

    笑顔元気くん朱印帳、表紙には「笑顔元気くん」、裏表紙には金刀比羅宮の社紋が描かれている

  • 笑顔元気くん守り、「笑顔で元気にすごせますように」との思いが込められている

    笑顔元気くん守り、「笑顔で元気にすごせますように」との思いが込められている

御本宮で参拝を済ませたら、神札授与所へ。おみくじのほか、こんぴらさん名物の「幸福の黄色いお守り」「笑顔元気くん朱印帳」「笑顔元気くん守り」もあります。
COLUMN
おみくじで運試し
こんぴら狗の背中におみくじが入っている

おみくじで運試し

こんぴら狗の開運みくじ

神札授与所の奥に、こんぴら狗の置物があります。実は、この背中にこんぴら狗の開運みくじが入っています。

当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。詳細はクッキーポリシーをご確認ください。

同意する