
あんもち雑煮
江戸時代における讃岐の産物に讃岐三白として知られる砂糖、塩、綿がありましたが、甘みの少ない時代、「砂糖」は庶民には高嶺の花で、せめて正月ぐらいは使いたいという思いが「あんもち雑煮」になったと言われています。このときに使う白味噌は、秋の取り入れがすむとすぐに仕込み始めます。蒸した大豆に米こうじを多くし、塩分を控えて仕込んだ白味噌は、わけぎあえなど色々な使い方ができ、昔は冬場の調味料として重宝されました。具は地域によって様々で、里いも、ごぼう、油あげを取り合わせたり、椀に盛った際、花かつおや青ねぎを散らす地域もあります。家族が仲良く円満であるようにとの願いを込めて、野菜は輪切りにします。正月のお雑煮に、いりこダシで白味噌、あんもちを使うのは、全国的にも珍しく、讃岐ならではの味です。









